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18 Oct 2010

わざと残したパンで…

以前アマンダが、「炊いたご飯が冷蔵庫にたまってくると嬉しくなる。美味しいチャーハンが作れるから。だからちょっと多めに炊くの」と言ったときに不思議な感動を覚えたことがあります。
残り物で作るイメージが強いチャーハンですが、そう、確かにチャーハンは美味しい。
チャーハンを作りたいからちょっとご飯を残しておく、なんて愛おしいその感覚!

などと言っている私も、先日大きなスーパーマーケットで、まず食べきるのが不可能なバゲットの詰め合わせを買ってきてしまいました。
食べ残ったバゲットでできる色々なメニューが楽しみだから。
パンの国の人達はこんな馬鹿な買い物はしないでしょうが、パンが大好きだから、あえて残したパンで何か作ろう、などと考えてしまいます。


ラスクは地味ですが隠れたファンがたくさんいると思います!
この軽さ、フレーバーの多彩さ。スイーツにもおつまみにもできる自由さがいいですね。
今日はシンプルに作りましたが飴がけにしたりトッピングを乗せたりするリッチなラスクもあります。

バターしょうゆって美味しいですよね!
バターしょうゆのピリ辛ラスク

材料
バター(無塩)80g
しょうゆ 小さじ2
七味唐辛子 適宜

作り方
1) バゲットを5mmから1cmの厚さに切る。
固くなったパンにはこんな細かい鋸刃がついたパンナイフが使いやすいですよ!
天板またはオーブンラックに重ならないように切ったバゲットを並べ、120度のオーブンで15分程度焼いて冷ます。
中心を指で押して固くなっていればOK。

2) バターを室温に戻してやわらかくし、しょうゆとよく混ぜ合わせる。

3) 1の乾燥焼きしたバゲットの片面に1を塗る。すりこむように塗るよりもややたっぷりめに塗ったほうが美味しい。

4) 天板またはオーブンラックに並べ、七味唐辛子をふりかける。


5) 130度のオーブンで15分ほど焼く。きれいな飴色に焼けたらできあがり。
バターしょうゆは焦げやすいのでときどきオーブンの中を確認しながら焼いてください。

七味唐辛子のかわりにザラメやグラニュー糖をふって焼くのも、甘辛な和風テイストで美味しいです。



20 Sept 2010

豆腐のホワイトソース


お豆腐という食材はもはや外国の方がよほどポピュラーに使われているようです。海外のお料理サイトを見ていても、豆腐レシピの多さに驚きます。アマンダに聞いたところ、固いステーキ用の豆腐とか、日本にはないような種類の豆腐が欧米のスーパーマーケットにあるとか!

だいぶ秋めいてきた今日は、秋野菜をたっぷり入れたクリームシチューを豆腐で作ってみました。
小麦粉で作るホワイトソースに負けず濃厚な風味で、カロリーも低め、カルシウムも摂れます。
豆腐で作るホワイトソースはミキサーかフードプロセッサーがあれば驚くほど簡単に作れますので覚えておくと重宝です。



豆腐ホワートソースの作り方

材料
・木綿豆腐…400g
・牛乳…100cc強
・コンソメキューブ…1個
・塩、こしょう…適宜
・コーンスターチ…小さじ2

作り方
1.木綿豆腐をしっかりと水切りする。クッキングペーパーに包んでザルに入れて重しを乗せて一晩冷蔵庫に入れておくと簡単。

2.水切りした豆腐と牛乳70cc、コンソメをミキサーに入れて豆腐の塊がなくなるまで撹拌する。
なめらかな状態になったら鍋に移し、弱火にかけながら残りの牛乳をソースの固さを調節しながら加えていく。
コーンスターチを倍量の水で溶いたものを加え、とろみがついたら火を止める。

3.塩、こしょうで味を整える。

ドリアやシチュー、青菜のクリーム煮などに使えます。ダイエット中の強い味方ですね!
濃厚に豆腐の味がしますので、シチューの具材にハンペンやシイタケ、長ネギや里芋など日本の食材を使ってもよく合います。
ドリアにも普通に使えますが、せっかくの豆腐ソースなので醤油味の炊き込みご飯を作って海苔を乗せ、チーズを重ねて和風ドリアを作ってみたらとても好評でした。

26 Aug 2010

冷静な野菜で冷製なメニューを!

アマンダと毎日、暑い〜火を使う料理したくね〜なんかもうカッパになりたいと言い合っているうちにできたメニューがいくつか。
日本の夏野菜代表、キュウリにはあんまり栄養はないのですが体を冷やしてくれる作用があります。
この猛暑にはありがたいですね!
アマンダの記事のタイトルにもありますが、as cool as a cucumberは冷静沈着という意味。
イギリスでも『キュウリは冷静な奴だ』とみているようです。(笑)

私は日本風にキュウリのすり流し(ポタージュスープ)をご紹介しましょう。



17 Aug 2010

One more thing from ginger








日本食にも生姜はあたり前に使うスパイス。
おそらく、どこの家の冷蔵庫にもひとかけらの生姜がラップに包まれて転がっていることでしょう。
醤油と生姜、醤油とみりんとだしと生姜。That's Japanese taste!
今の季節にはそうめんや冷や奴に欠かせません。
特に今は旬だから、大量の生姜が安ーく買えます!
ところが、買いすぎて使い残した生姜にカビが生えちゃった!なんてことも実によくあります。
なので、私は使い残した生姜が気になりだしたら刻んで砂糖とお水で煮てしまいます。
刻んだ生姜と同量の砂糖と1.5倍のお水で30分ほど煮るだけ。
こうしてできたシロップは飲んで美味しいだけでなく、和洋中と縦横無尽にお料理に使えますし、副産物の生姜の甘煮もお菓子に佃煮にと変身します。
好みのハーブを加えて煮るとさらにいい香り、贅沢なジンジャーエールが楽しめるのでぜひ作ってみてね。